【サッカー】ベッカム氏にナイトの爵位、今後は「サー」の敬称…「実感にはまだ少し時間がかかりそう」

　【ロンドン＝蒔田一彦】英政府は１３日、サッカー元イングランド代表主将のデービッド・ベッカム氏（５０）に「ナイト」の爵位を授与すると発表した。今後は「サー」の敬称を付けて呼ばれることになる。

　ベッカム氏はイングランド代表やプレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドなどで活躍した。サッカー選手としての功績に加え、国連児童基金（ユニセフ）の親善大使やチャールズ英国王が設立した慈善団体の大使を務めるなど社会貢献活動が評価された。

　英ＰＡ通信によると、ベッカム氏は声明で「母国のためにプレーし、主将を務めたことは私のキャリアの中で最高の栄誉だった」と振り返った。今回の受章については「実感するにはまだ少し時間がかかりそうだが、とても誇りに思う」と述べた。

　ベッカム氏のほか、ロックバンド「ザ・フー」のボーカリスト、ロジャー・ダルトリー氏（８１）や俳優のゲイリー・オールドマン氏（６７）にも「ナイト」の爵位が授与される。

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