【サッカー】ウクライナ１部シャフタール・ドネツクの選手が敵国ロシアに亡命か　父親は「より安全になった」

まさかの亡命か。ウクライナ1部シャフタル・ドネツクは23日、U―19チームに所属するDFオレクサンドル・ロスプトコ（19）との契約を解除したと発表した。公式ホームページに「チーム所在地に戻らず、契約に基づく職務を遂行することを拒否したためシャフタルはロスプトコと契約を終了した」と記した。

　同国メディア「ECNPECO」によると「ロスプトコはユースリーグでアントワープ（ベルギー）との試合後にウクライナに帰国することになっていたが、空港で突然姿を消した。迅速に捜索が行われた。空港ではキチンと折りたたまれた選手のユニホームしか見つからなかった。ロスプトコはSNSの投稿をすべて削除し、電話も停止された」という。

　そんな中、父親のユーリ・ロスプトコ氏は、息子は自国に侵攻してきた敵国ロシアへ向かったとし「シャフタルから逃げた理由は言えない。彼は間違いなくロシアでより安全になるでしょう。政治的な亡命という情報は真実ではない。故郷ドネツクで行うようにロシアで、単にパスポートを申請することになるだろう」と説明した。

　ただ、明確な理由については語られておらず、今後の動向が注目されるとともに、各方面に大きな波紋が広がりそうだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/383ec7f57ee6c1313ecaee4a5857d05ba99af7fe