- 1 名前:ラッコ ★:2018/01/04(木) 10:20:06.18 ID:CAP_USER9.net
ロシアW杯で日本が対戦するセネガル代表攻略のカギは「脱ハリル・スタイル」にあり
日本代表が来年のロシアW杯第2戦で対戦するセネガルは、多くの日本人にとってあまり馴染みのない国かもしれない。しかし、少し前からサッカーを見ている人なら、すぐに思い出されるのは日本と韓国で開催された2002年W杯ではないだろうか。
あの大会で初めてW杯出場を果たしたセネガルは、開幕戦で優勝候補フランスと対戦。誰もがフランスの順当勝ちを予想するなか、フランス人の故ブルーノ・メツ監督率いるセネガルは、
当時はまだ珍しかった4-1-4-1システムでフランスの攻撃を封じると、前半にマークした虎の子の1点を守り切って「世紀の大番狂わせ」を演じてみせた。
MFジヌディーヌ・ジダンこそ故障欠場していたものの、その試合のフランスにはFWティエリ・アンリ、FWダビド・トレゼゲ、MFパトリック・ヴィエラ、DFリリアン・テュラム、DFマルセル・デサイーなどそうそうたるメンバーがスタメンに名を連ねていた。
にもかかわらず、1998年W杯、ユーロ2000と立て続けにビッグタイトルを制してこの世の春を謳歌していたかつての宗主国に対し、W杯の新参者がその黄金時代にピリオドを打つキッカケを作ったのである。
世界に与えたインパクトがいかほどのものだったかは、説明するまでもない。
結局、歯車を狂わされたフランスは、その敗戦のショックから立ち直れずに1勝もできないままグループリーグ敗退。一方、大金星を挙げたセネガルは一気に波に乗り、初出場にしてベスト8進出という快挙を成し遂げている。
あれから15年――。長い眠りからようやく目を覚ました「ライオン(セネガルのシンボル)」は、ふたたび牙をむいてロシアの大舞台に登場する。母国を通算2度目のW杯に導いたのは、15年前のフランス戦でアンカーを務めていたアリュー・シセ監督、41歳。
現役時代はフランスの名門パリ・サンジェルマンをはじめ、プレミアリーグのバーミンガム・シティやポーツマスでもプレーしたセネガルサッカー界の英雄のひとりだ。
そのシセ監督は、セネガルがベスト8に進出した2012年ロンドン五輪でアシスタントコーチを務めた人物でもある。当時のチームには、現在A代表の主軸となっているメンバーがプレーしており、
五輪翌年からA代表の監督に昇格したシセ監督も、彼らとともに指導者として成長中だ。その点において、セネガルにはアフリカ諸国の代表チームらしからぬ”一体感”がある。
全般的にアフリカ各国の代表チームは、組織力よりも個人能力に頼ったサッカーをするケースが多い。しかしながら、西アフリカに位置するセネガルは、エジプト、チュニジア、モロッコといった今大会に出場する北アフリカの代表チームに似て、
組織力を軽視しない傾向がある。件(くだん)の2002年大会開幕戦でセネガルが大金星を挙げることができた理由のひとつも、まさに組織的なディフェンスにあった。
その試合のキーマンだったシセ監督が率いるだけに、今回のチームも同じ系統のサッカーを実践する。選手たちの戦術理解度も思いのほか高く、日本としては、2010年W杯初戦で戦ったカメルーンをイメージすると痛い目に遭いそうだ。
しかも現在のセネガルには、2002年大会を上回るタレントがひしめいている。日本は過去のW杯でチュニジア、カメルーン、コートジボワールといったアフリカ勢と対戦しているが、
タレント性で言えば、今回のセネガルは2014年大会初戦で戦ったコートジボワールに近いレベルにある。
ほとんどの選手がヨーロッパの主要リーグでプレーしており、伸び盛りの若手も多い。最新のFIFAランキングでも23位と、アフリカ勢の中ではダントツのトップに位置しているのもうなずける。
(>>2-5あたりに続く)
個人 - Yahoo!ニュース 2018/1/2(火)11:30 中山淳(サッカージャーナリスト/フットボールライフ・ゼロ発行人)
https://news.yahoo.co.jp/byline/nakayamaatsushi/20180102-00080006/
<関連記事>
サッカーW杯、ハリル監督が選手に求めるもの:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25245260Z21C17A2000000/
――デュエル(1対1での攻防)、闘争心の必要性を強調されてきました。
- 2 名前:ラッコ ★:2018/01/04(木) 10:20:35.04 ID:CAP_USER9.net
(>>1の続き)
チームきってのスター選手は、現在リバプールでプレーするFWサディオ・マネだ。リバプールの主軸として活躍するウインガーは、代表では基本システムの4-3-3の主に右ウイングを担当。
爆発的なスピードとテクニックに加え、そのしなやかな身のこなしからチャンスに絡む。マネのプレーはプレミアリーグの一流ディフェンダーたちを大いに悩ませているが、だからと言って代表チームで王様的プレーに走ることもない。
どちらかと言えば、フィニッシャーは1トップを務めるFWディアフラ・サコ(ウェストハム・ユナイテッド)やFWムサ・ソウ(アル・アハリ)に任せ、自らはお膳立て役を買って出ているような印象もある。
幸い、日本にはかつてマネのチームメイトだった吉田麻也(サウサンプトン)がいるので、その情報を頼りに対策を練りたいところだ。
とはいえ、その他にもモナコのFWケイタ・バルデ・ディアオ(22歳)、トリノのFWエムベイェ・ニアン(22歳)、レンヌのFWイスマイラ・サール(19歳)など、伸び盛りの若手アタッカーも控えており、層は厚い。マネ以外の前線ふたりは固定されていないのが現状だ。
一方、このチームの屋台骨を支えているのが、中盤の底でプレーするMFシェイフ・クヤテ(ウェストハム・ユナイテッド)、MFイドリッサ・ゲイェ(エバートン)、そして最終ラインを統率するセンターバックのDFカリドゥ・クリバリ(ナポリ)の3人である。
彼らの存在なくして、シセ監督が標榜する組織サッカーは成立しないと言っても過言ではないほどの重要人物たちだ。
この3人に共通しているのは、強靭なフィジカルとボール奪取能力に加え、ヨーロッパのトップリーグで戦術理解能力を磨いているという点だ。
とりわけチームキャプテンを務めるクヤテはセンターバックでもプレーできるユーティリティー性を兼ね備え、ダイナミックなプレーで攻守に貢献。
また、インサイドハーフでプレーするゲイェも、4-2-3-1を採用するときにはクヤテとダブルボランチを形成する。最終ラインの前で神出鬼没な動きをして、相手の嫌なところで顔を出してくるやっかいなタイプのプレーヤーだ。
彼らに対して、ハリルホジッチ監督が提唱する”デュエル”で勝負すれば、勝ち目はないどころか相手の思うツボにも陥りかねない。彼らを揺さぶり、いかに中盤にスペースを作ってそこを突けるかが、打倒セネガルの攻略ポイントになるだろう。
いずれにしても、グループHで対戦する3ヵ国のなかでは、日本がもっとも苦手とするタイプのチームがセネガルであることは間違いなさそうだ。縦に速く、正面から直線的に攻めるのではなく、より多くの曲線を描きながら攻略できるか。
ある意味、ハリルホジッチのサッカーとはかけ離れた戦い方かもしれないが、これまでの日本が歩んできた道を考えれば、それができない理由はない。
「脱ハリル・スタイル」。それこそが、セネガル戦の特効薬と言えるかもしれない。
(集英社 Web Sportiva 2017年12月7日掲載)
■中山淳 サッカージャーナリスト/フットボールライフ・ゼロ発行人
1970年生まれ、山梨県甲府市出身。明治学院大学国際学部卒業後、「ワールドサッカーグラフィック」誌編集部に入り、編集長を経て2005年に独立。
紙・WEB媒体に寄稿する他、CS放送のサッカー番組に出演する。雑誌、書籍、WEBなどを制作する有限会社アルマンド代表。同社が発行する「フットボールライフ・ゼロ」の編集発行人でもある。
【了】
<参考情報:W杯組み合わせ抽選時のFIFAランキング>
H組
ポーランド(6位)※現在は7位
コロンビア(13位)※現在も13位
セネガル(32位)※現在は23位
日本(44位)※現在は57位
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1512201127/
最新FIFAランキング男子
http://www.fifa.com/fifa-world-ranking/ranking-table/men/index.html
※ロシアW杯出場国のFIFAランク下位5ヶ国:パナマ55位、日本57位、韓国60位、サウジ63位、ロシア64位
<関連スレ・関連記事>
【サッカー/Goal/脅威!?】独・伊・仏1部L前半戦の各ベスト11にセネガル代表DF(2人)、ポーランド代表FW、コロンビア代表FWら選出(日本選手0人)
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1515012661/
リヴァプール、劇的勝利で新年白星スタート…日本要注意のセネガル代表FWマネが強烈な先制弾 | サッカーキング
https://www.soccer-king.jp/news/world/eng/20180102/694177.html
(続く)
- 3 名前:ラッコ ★:2018/01/04(木) 10:20:55.45 ID:CAP_USER9.net
(続き)
マフレズ、マネ、リンガード! 2018年初戦からプレミアでビューティフルゴール連発[映像アリ]|theWORLD(ザ・ワールド)
https://www.theworldmagazine.jp/20180102/01world/england/191924
>今季好調のバーンリーと対戦したリヴァプールからは、日本代表が2018ロシアワールドカップで同組になっているセネガル代表FWサディオ・マネが身体能力の高さを見せつけた。
欧州CL セネガル代表FWマネが圧巻2ゴール…香川は逸機2回|日刊ゲンダイDIGITAL
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/219029
【サッカー/W杯】日本は2戦終え、勝ち点4確保したい セネガルは個々の能力が高く、エースのマネはスピードがあり、クリバリは伊1部No.1のCB
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1515024486/
【サッカー】たけし「ハリルJがE-1で優勝を逃したのを見て、W杯ではGLも突破できねーなと思った」 ※E-1第3戦:日本(55位)1-4韓国(59位)
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1515020622/
【サッカー】ブルース氏「セネガルが首位で日本かポーランドが2位」、トルシエ「セネガルが旋風を巻き起こす」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1512387394/
【サッカー】<元日本代表フィリップ・トルシエ監督>「日本はワールドカップで苦しむ」「本田や香川を使うのかどうかもわからない」
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1512380779/
【サッカー】<W 杯イヤーの幕開け>対戦3か国(コロンビア、ポーランド、セネガル)との相性、そして日本の勝機は?
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1514771384/
> だが、“相性最悪”な南米勢のコロンビアから勝点を獲得できるイメージが現時点では湧かない。J・ロドリゲスに加え、
> 輝きを取り戻したFWのラダメル・ファルカオ、圧倒的なスピードでサイドを切り裂くファン・ギジェルモ・クアドラードらタレント揃いで圧倒されそうだ。
> ポーランドにもロベルト・レバンドフスキ、セネガルにもサディオ・マネというヨーロッパのメガクラブ(前者はバイエルン、後者はリバプール)で活躍するアタッカーがいる。
> 今の日本に彼らを抑え込めるだけの守備力があるとは到底言えないし、3戦全敗も十分にありえるだろう。
【サッカー】<セルジオ越後>「ハリル監督では、ロシアW杯で勝てるわけがないよ」「もう解任するしかないんじゃないかな」★3
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1513503017/
【サッカー】<W杯ロシア大会>日本のサッカー専門家(山本昌邦氏)「日本は組1位、韓国は最下位敗退」と予想!
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1514954413/
4年前も日本と同組。タレント揃いのコロンビア、ハメス・ロドリゲスという大動脈【ロシアW杯全32チーム紹介】 | フットボールチャンネル
https://www.footballchannel.jp/2017/12/15/post246792/
【サッカー】<最新FIFAランクが発表!>日本は57位!3位 ポルトガル、2位 ブラジル、1位は?
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1513848557/
【サッカー/悲報!?】2018W杯抽選会 韓国は前回王者ドイツ、W杯16強常連国メキシコ、蘭と伊を上回ったスウェーデンと同組の“死の組”に!★2
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1512149602/
【サッカー】W杯組分け抽選発表!H組 日本・ポーランド・コロンビア・セネガル★14
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1512201127/
【サッカー/TV】2018W杯組み合わせ抽選会を12/1(金)23:55~24:05にNHK総合2、24:05~25:30にNHK総合1で生中継!日本(44位)の対戦相手は?
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1512011696/
<関連情報>
2018 FIFAワールドカップ・アフリカ予選 - Wikipedia
http://ur0.link/HPLu
引用元: http://hayabusa3.2ch.sc/test/read.cgi/mnewsplus/1515028806
- 7 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 10:24:30.25 ID:QjiNnTej0.net
逆デュエルが日本の強みだろうにな
攻めても守っても運動量でとにかく人数をかけるっていう、元祖ワーワーサッカー
- 30 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 10:37:31.98 ID:ArEayk8i0.net
脱ハリルをハリルでやる意味わからんな
- 31 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 10:39:22.01 ID:g2StuPr50.net
スポーツは結局人種の身体能力の差で決まる
- 40 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 10:44:56.65 ID:cZ7K5Scl0.net
デュエルが
目的化したら
本末転倒
- 45 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 10:51:18.08 ID:3nrPeEn40.net
まずデュエル以前に組織が壊れてるからなぁ
- 58 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 11:05:41.76 ID:HzVuVWsy0.net
2002年セネガル代表と言えばエル=ハッジ.ディウフ
マジで衝撃だったは
当時はモドリッチをさらに総合的にワンランク上げて攻撃的にした感じだった
- 65 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 11:21:56.33 ID:2UCwO0k90.net
体脂肪と島国ハリルw
3連敗ですわ
- 72 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 11:29:16.87 ID:7M9zJDSb0.net
ぶっちゃけアジア相手でもデュエルで勝負したら負けますやん日本
- 90 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 11:41:59.66 ID:vTY+rInM0.net
ハリルホジッチは手の内隠すタイプなんでわざとでしょ
本番になったらゾーンディフェンスで上手く守ると思うね
それしか選択肢無いし
- 191 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 13:11:34.91 ID:yAMP7uW40.net
セネガル戦で香川を出したら中盤でフルボッコにされそう
- 194 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 13:15:05.49 ID:71eyzxNP0.net
クレバリはセリエA見てると、化物だよな
代表でCB専念しているのは何か意外だったが
- 196 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 13:16:44.30 ID:zVlzNy0M0.net
まあ、でかい大会では本田や香川のように引き出し持ってそうな選手も必要だと思うよ
- 200 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 13:20:50.62 ID:eSSkVBmA0.net
前線はコロンビアの方が強力だけど
総合的にはセネガルの方が上かもな
- 220 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 16:27:16.80 ID:EWg9AcGI0.net
個の力あがらんことには上にはいけんだろ
ラッキーパンチで優勝できるわけでもなし
- 247 名前:名無しさん@恐縮です:2018/01/04(木) 18:04:09.80 ID:RlXbXTAV0.net
でもライターも大きく外した人は解任なり断筆して欲しいよな
コメント
本来のハリル のスタイルは対戦相手によって戦術をコロコロ変えるタイプだから意味わからないんだよね
手の内ずっと隠してる感じ
前回は長友が上がった時の穴を読まれ、瓦解したのをパスサッカーの所為にして「羹に懲りてあえ物を吹く。」状況だから今回は揺り戻しのために同等のショックが必要。当たって砕けろ!
それならもっと強いところと当たらないとな
せめてコロンビアが3戦目ならボコってくれたかもしれないけど
否、パスサッカーの頃は勝てていたアフリカ勢・欧州の中堅所にボコられてこそデュエル勝負が合わなかった証明になるよ。
既にベルギーに初勝利を献上してしまっているけど。
基礎ができてからの戦術かと思う。
世界レベルでのデュエル勝負できないのに、戦術仕込んでもベスト16 or 8は無理でしょ。
W杯は、参加するだけで良いって言うなら、デュエルしないで戦術だけでも良いだろうけどね。
白人は欧州で発生以来、肉を食って来て、ガタイが違うから高さの競技(バレー・バスケ等)もパワーの競技(重量挙げ等)も独壇場。
ブラジルでは男子は誕生祝がサッカーボールで、ゴールネットが無いストリートで抜くか奪うかのサッカーしか遊びが無かったのが南米人。
そんな中でも日本人が勝った競技が有る。多彩精密なコンビプレイを開発したバレーと精密なバトンリレイで時間短縮した400mリレイだ。
彼等の立場になれば判る「デュエルなら日本人なんかに負けん。」と。
逆に彼らが日本サッカーに関し警戒するのはコンピュータともロボットとも称された精度だ。
攻撃では精密連係、守備では連動、共に数的優位で行かねば勝てない。
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